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「髪のお悩み」なぜ、髪がパサつくのか?Part2補足
前回ブログで、パーマやカラーなどで、ダメージを受けた髪は、どんなにスペシャルトリートメント等をしても、元の状態には戻らない。※生まれたてのヴァージン毛に再生することはできませんという説明をしましたが、少しわかりづらかったかなと思い、今回補足説明したいと思います。
今回は、歯の治療で例えてみたいと思います。皆さんも、おそらく虫歯になった事が一度や二度くらいは、あるんじゃないかと思います。パーマやカラーなどで、ダメージを受けパサついた髪は、まさに虫歯になっている状態です。
色々な治療方法があると思いますが、ベーシックな治療方法としては、虫歯の部分をけずりとり、セラミックや銀などの詰め物をかぶせて治療し、歯の代替えとして本来の歯と同じ機能を回復させるように、ダメージした髪には※人工的につくられた、PPT(タンパク質)や※CMCなどで、ダメージを受けて穴が空いてしまった部分(ダメージホール)を埋め、キューティクルが剥離してしまった髪に対しては、※キトサンとオイル類を使い、擬似的なキューティクルの層を作って補修していきます。
そうすることによって、髪で一番大切な水分調整機能を回復する事ができ、パサつく髪をサラツヤ髪にすることが出来ます。
※人工的・・・・人の手を加えること。人の力で作ること。
一例ですが、人工のPPT(タンパク質)には、原料の羊毛や羽毛(人の髪の構造に類似した成分)を加工してプラスイオンを帯電させたものがあり、カチオン化PPTといいます。ダメージした髪はマイナスイオンに傾いているので、カチオン化したPPTは傷んだ部分に特に吸着しやすくります。
※キトサン・・・カニの甲羅から得られる天然のポリマー。擬似キューティクルを形成し、毛髪内部のタンパク質やCMCが流出しないようにコートします。毛髪をダメージから守り、ツヤを与えます。