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紫外線が髪に与えるダメージについて、毛髪診断士が解説!!
こんにちは!毛髪診断士の鈴木です。
今回は、紫外線が髪に与えるダメージについて、お話ししたいとおもいます!
ご存知の方も多いと思いますが、紫外線は4 月~8月がピークです。
(髪や肌にダメージを与えるUVAは、それ以外の月もピーク時の1/2の量があるため、
通年での予防が望ましい。)
肌の紫外線対策は、日焼け止めクリームなどで、ほとんどの方が、されてると思いますが、
髪の紫外線対策をされてる方は、まだまだ少ない現状だと思います!
まず、はじめに、紫外線を浴びた髪の毛が、どのようにダメージしていくのか?
説明したいと思います!
紫外線は1つのエネルギーですので、水分や酸素と反応して活性酸素を発生し、
スクワレンやコレステロール(皮脂や毛髪内部に含まれる脂質成分)と反応して、
過酸化脂質(酸化)という悪玉のオイルを作ります。
この悪玉のオイルは、肌の細胞を傷つけて炎症を起こします。
また、髪では、S-S(シスチン)結合を分解して、
システイン酸ができて乾燥しやすくなってしまったり、髪が硬くなります!
例えば、タイヤに日光があたっていると、タイヤの表面がボロボロになるのと同じです。
したがって、紫外線があたった髪は硬くて、もろくて、乾燥しやすく、
キューティクルが反り返り、はがれやすくなり、カラーが退色しやすくなります!
キューティクルが硬化しているので、パーマのウェーブがつきにくくなります。
*S-S(シスチン)結合とは?・・・
毛髪のタンパク質は、18種類のアミノ酸から成り、
その中で最も多く含まれている(約17、2%)アミノ酸がシスチンです。
シスチンが多いということは、毛髪が丈夫であること、
強い弾力性を持つこと(健康毛)に関係しています!
この、シスチン同士が互いに結合して、
毛髪の強い弾力性を生むことをS-S(シスチン)結合といいます。
次回ブログで、髪の紫外線対策についてお話します。